地図の設定


DiD Risk Monitorでは、全ての作業場所を含む地図を特殊な状態遷移図として入力します。

まずは、すでにある地図をスキャンして、この状態遷移図の背景に取り込みます。

次に、状態部品を使って、作業場所を配置してゆきます。

そして、遷移線を、その作業箇所間の移動経路として接続します。この線の色は、黒なら徒歩、赤なら車というように移動手段を表します。

そして、それぞれの遷移線に、その場所間をその手段で移動したときに必要な時間を入力します。

シミュレーション中は、アクターは、ある場所から別の場所に移動する場合に、最短の移動時間で移動可能な経路を選択します。

それゆえ、例えば、がけ崩れや地震である経路が通行できない場合なども、簡単に考慮したシミュレーションを行うことが可能です。

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