アプリをユーザに配布するためには、iPhoneならAppStore、AndroidならGooglePlayで公開する必要がありますよね。
今回、このAppStoreやGooglePlayで公開するために必要な開発者アカウントについて解説します。
開発者アカウントって?
せっかく作ったアプリをユーザにお届けするには、iPhoneならAppStore, AndroidならGooglePlayにアプリを登録するのが一般的です。
このAppStore, GooglePlayに登録するには、それぞれ開発者アカウントを取得する必要があります。
そんなの開発する人(例えば、弊社)が持っていれば良いのでは?というお客様も時々いらっしゃいます。どうしてもご自身でアカウントが取れない場合には、そのような対応も可能ではあるのですが、アプリの所有者は開発者アカウント(つまり弊社)に紐ついてしまいますし、ダウンロード数やユーザからのフィードバックも開発者アカウントがないと直接アクセスすることができません。
ですので、ご自身で開発者アカウントを取得されることをお薦めします。
Apple Developer Programの登録
法人(組織)名義か個人名義か?
アプリの開発をご依頼いただくお客様は法人の方が多いのですが、この場合、開発者アカウントは法人名義で取得される必要があります。
ここで問題なのが、Appleの開発者アカウントを法人名義で取得するケースです。
とても手間と時間がかかります。
Appleの開発者アカウント(Apple Developer Program)公式ページはこちらです。
https://developer.apple.com/jp/programs/enroll/
手続きはざっくり次のような流れなのですが、
- 法人(組織)で登録する場合、全世界共通の法人マイナンバーみたいなDUNS番号を作る(この手続きで、法人の登記簿謄本とか必要です)
- 法人のウェブサイトを用意しておく
- 手続き中には、Appleから確認の電話がかかってくる
DUNSナンバーについてはこちらにも説明あります。
確認の電話を取りそこねたり、DUNS番号の手続きではまったり、その他色々トラップがありまして、取得完了まで1ヶ月ぐらいかかるケースが結構あります。
ですので、アプリの公開をご予定の方は、早めに開発者アカウントの取得手続きに着手してください。
また、メンバーシップ料金(1年間)11800円が毎年かかります。
このメンバーシップ料金の支払いを怠ると、アプリの公開がその間停止されますので要注意です。
個人のケースも、料金は変わりませんが、手続きはもっとシンプルです。
Google Play デベロッパーの登録
GooglePlayへの登録は、Appleに比べて法人・個人ともに、手続きはかんたんです。
公式サイトは以下のとおりです。
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/6112435?hl=ja
個人でも法人でも、費用は登録料が1回限りの$25 USDというのも優しいですね。
何から始めるか?
アプリ開発をお考えの方、まずは、法人名義・個人名義のいずれで公開するかを決めて、特に、法人の場合には、早めの対応が必要となります。
弊社では、御社のご事情に応じた、アカウント取得のサポート・ご相談も行っています。
アプリ開発をお考えなら、まずはご相談ください。
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